<システム設定>
シャトルキーを長押しするとシステム設定メニューが表示されます。
設定項目は以下の通り。
最大入力電力 (Max. input power) | 50~160W |
最小入力電圧 (Min. input voltage) | 9~27V |
バックライト (Backlight) | 画面の明るさ 暗い (Low) 中 (Middle) 明るい (High) |
音量 (Volume) | オフ (OFF) 低い (Low) …小さいの意 中 (Middle) 高い (High) …大きいの意 |
言語 (Language) | 表示言語 English,日本語,… |
ファームウェア共有 (Firmware sharing) | |
OS情報 (System information) | |
自己診断テスト (System self-checking) | |
戻る (Back) |
-
最大入力電力
入力電源を保護し、充電器を安定稼働させるため、入力電源の最大出力値W(ワット)を設定します。
(例)入力電源が12V/10Aなら120Wに設定 -
最小入力電圧
入力電源(バッテリー)の過放電を防ぐ為に設定します。
入力電源の電圧が設定値以下になると作業中のタスクを中止し、低電圧の警告マークを表示します。
(例)入力電源に6Sリポバッテリーを使っている場合、過放電を防ぐ為に、この項目を21Vに設定した方がいいでしょう。 - 音量をOFFに設定してもエラー警告音は鳴ります。
- 最大入力電力
入力電源を保護し、充電器を安定稼働させるため、入力電源の最大出力値W(ワット)を設定します。
(例)入力電源が12V/10Aなら120Wに設定 - 最小入力電圧
入力電源(バッテリー)の過放電を防ぐ為に設定します。
入力電源の電圧が設定値以下になると作業中のタスクを中止し、低電圧の警告マークを表示します。
(例)入力電源に6Sリポバッテリーを使っている場合、過放電を防ぐ為に、この項目を21Vに設定した方がいいでしょう。 - 音量をOFFに設定してもエラー警告音は鳴ります。
<タスク設定>
充電器を電源に接続し、システムの自己テストが終わるのを待ちます。
バッテリーを接続しシャトルキーを短押しするとタスク設定メニューが表示されます。
設定項目は以下の通り。
モード選択 (Select task) | 充電 (Chage) 放電 (Dischage) 保存 (Storage) …ストレージ |
バッテリー (Battery type) | バッテリーの種類 LiHv Lipo LiIom LiFe pb NiMH/Cd |
セル (Cell count) | セル数 |
電流選択 (Current setting) | 電流値を選択 |
スタート (Start task) | タスクスタート |
戻る (Back) |
充電器の動作モードは直列充電です。 したがって、充電中はバッテリーの出力ケーブルに接続する必要があります。(バランスケーブルのみでの充電は出来ません)
リチウム電池の場合、バランスケーブルを接続して、各セルの電圧を正確に監視し、不良セルとのバランスを取ることを強く推奨します。
- ストレージ機能
バッテリーの電圧がストレージ電圧より低い場合、ストレージ電圧まで充電します。ストレージ電圧より高い場合はストレージ電圧まで放電します。
ストレージ完了後のセル電圧と設定したストレージ電圧との間に多少の誤差がありますが、これは時間短縮のためであり、正常な動作です。
- 過放電バッテリーの活性化・回復機能
充電開始時にバッテリーが過放電状態であると判断されたときは、0.1Aが印加されます。これにより過放電バッテリーの保護及び活性化・回復を行うことができます。 - 内部抵抗測定機能
この充電器はセルの内部抵抗を測定する機能を備えています。(バランスケーブル接続時のみ)
充電が開始されてから2〜3分以内にセル電圧を測定して計算されます。バッテリーの内部抵抗は、異なる電気量の下で僅かに変化します。通常、測定された抵抗値は、電気量が大きいほど低くなります。
充電器がバッテリーの内部抵抗を測定するとき、充電電流を瞬時に調整する必要があります。したがって、充電中に電流が急激に変化するのは正常な現象です。
内部抵抗測定の方法は様々であるため、専門の内部抵抗テスタのように絶対値を測定することはできません。 したがって、内部抵抗値は、セルの性能の一貫性を判断する、または異なるセルの性能を比較するなど、相対比較を行う場合にのみ参考にしてください。
充電電流は、内部抵抗を測定するための重要な要素です。内部抵抗を正確に測定するためには、大容量で内部抵抗が小さいバッテリーほど、大きな充電電流が必要です。
- 充電完了
充電中は、画面にはオレンジ色のマーキングが表示され、充電が完了すると緑色または青色に変わります。 充電が完了し、セルの電圧差が0.02Vより小さくなると、画面のマーキングは緑色に変わります。 バッテリーを早く使いたい時は、ここで中止しても構いません。
電圧差が0.01Vより小さくなると画面のマーキングは青色に変わり、その後もさらに、バッテリーの正確なバランスを実行します。
セルの一貫性が優れている場合、充電が完了すると画面のマーキングは緑色をとばして青色になるはずです。充電完了後、電圧低下が発生するのは正常です。充電回数が増えると、性能が低下し、電圧低下現象が顕著になります。また、より大きな電流でバッテリーを充電するほど、充電完了後の電圧低下が大きくなります。
注:屋外で急いでバッテリーを充電するときは、マーキングが緑色に変わったら充電を終了しても構いません。十分な時間があり、セルのバランスがとれていると思われる場合は、画面のマーキングが青色に変わったときに(あるいは、より正確なバランス効果を得るために少し待ってから)充電を中止してください。
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